社会保険、入りたくなければ未加入でもいい?
企業は「正社員の3/4以上の勤務時間、勤務日数を働いている人」を社会保険に加入させなければなりません。
これはアルバイト、パートでも同じです。(勤務先が個人事業の場合社会保険に加入していないこともあります。その場合は社会保険に加入はできませんが、株式会社などの会社組織なら社員数が少なくても加入は義務です。)
基本的に社会保険というのは労働者にとって非常に有利な制度といえるようです。
「国保+国民年金」よりも保険料が高くなる方もいるかもしれませんが、より充実した保障と将来年金受取額の増加が見込まれます。
国保や年金を払っているなら、ぜひとも加入するべきでしょう。
条件を満たしているのに社会保険に加入できていないのであれば、勤務先に加入させてもらえるように申し出ましょう。
ただし一部、社会保険にはできるだけ加入しない方がお得な方もいます。
以下のような条件を満たす方です。
サラリーマンの扶養に入っているパートの方。
サラリーマンの両親(父or母)の扶養に入り同居している子など。
こうした方は、本来は必要なかった社会保険料を負担しなければならなくなってしまうことがあります。